「大人になったら考える」と考えるのをやめました。30代資産形成のススメ。

30代サラリーマン。既婚、妻と子供1人です。第一子が産まれたのをきっかけに自身の資産形成について考えました。

医療保険はいらない?

保健の営業マン5名に聞きました。

医療保健は必要だと思いますか?
答えはNOでした。

自身は医療保健に入っていますか?
答えはYESでした。
ただし、もっとも安いプランです。

まず、必要ない理由について。
①日本人は国民健康保険に加入している
 
そもそも70歳までは医療費の
3割が自己負担でよい。

②高額療養費制度というものがある

  高額療養費とは、
同一月(1日から月末まで)に
かかった医療費の自己負担額が高額になった場合、
一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、
あとで払い戻される制度です。

 例えば年収が370〜770万円の人の場合、
100万円の医療費が87,430円になります。

参考:ライフネット生保HP


③入院日数について
  入院日額◯万円。通院日額◯万円。
 たしかにあればいいと思うが、
そんなに長期の入院をすることがあるだろうか?

  厚労省は日本の平均在院数を9日程度まで
縮小させる方針を出してます。


なるかならないかわからない
病気に対して保険をかけ続けるのではなく、
病気になった時にアタフタしない貯金さえ
あればいいのではないかというのが
いらない理由。

では、医療保健はいらないのに
何故みんなこの保険に入っているのか?

先進医療特約に入るためだそうです。
※先進医療特約についてはこちら。

なにかあって、高額のお金を払うことが
ないようにしているとのこと。

特約だけで申し込みはできないため、
医療保険の安いものに入っているとのことです。

盲目的に必要だと思っていた医療保険、、、。

見直す必要がありますね。

大学費用は20年前の1.4倍!?大学費用の準備のススメ

大学費用について先日のブログで700万円程度準備することをお勧めしました。

 

 

ではこの700万円をどのようにつくりましょうか?

 

貯金、学資保険投資信託、株。。。。

 

それぞれみていきましょう。

 

▪️貯金

貯金で貯めているという人。相当なお金持ちではない限りやめましょう。1年ものの定期預金(2015三菱東京UFJ)の金利は0.025%です。感覚的には何も増えません。また、インフレになった場合のリスクのほうが大きいと考えます。銀行には必要なお金以外は置かないように私はしています。

 

▪️学資保険

日本人が一般的によく使うのは学資保険です。返戻率は年々下がってきており、概ね110%程度。100万円預けたら子供が大学に入る時期に110万円戻ってきます。

 

ネットでは、

「騙されるな!投資商品として学資保険はいけてない!」

みたいな論調がありますが、私は投資商品として学資保険を見ていません。

 

そもそも学資ホケンですから。

 

子供のための教育費は間違っても、きちんと作っておいてあげたい。

そのために確実にお金が増える(銀行に預けるよりははるかに良い)+自身の身に何かあった時には以後支払いをする必要はなく、満期になったらお金を受取ることができる学資保険はなかなか優秀だと思っています。

投資商品としては、外債等のほうが良いかもしれないですね。

 

▪️投資信託

昔は年配の方ののためのものだと思っていました。今ではもっと早くにはじめていればよかったと後悔しているのが投資信託です。

 

投資信託にも一括で大金を預けるパターンと積立投資信託といって、毎月ちょこちょこと商品を買うパターンがあります。

 

両者の違いについては楽天証券HPをごらんください。

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/saving/learn/understanding01.html

 

私はSBI証券で積立投資を実施していますが、現在、年率20%で運用ができています。

このペースで毎月1万円を積み立てていくと10年後には376万円(元本120万円)、20年後にはなんと3100万(元本240万円)になります。

 

この年率がずっと継続するとは思っていませんが、きちんとしたポートフォリオを組めば、貯金よりもはるかに効率的に資産を増やすことができることから少額ではありますが大学費用のための積立投信を実施しています。


元本割れをおこすこともありますが、選ぶ商品を考えればそこまでリスクはないと考えます。


ただし、あくまでも長期運用が基本であり、短期でお金を増やそうとすると時間的リスクが増えるのでやめたほうがいいでしょう。


 

▪️株

私はプロではないため株は自分の小遣いでしかやっていません。また、四六時中、確認できないことによるリスクもあるため、大学費用の準備としてはお勧めしません。

 

選択肢としては概ねこんなところでしょうか?

 

これらを念頭においたうえで最後に確認したいことがあります。

お子さんのために作るお金は700万円で足りますか?

 

えーーー!と言われた方ごめんなさい。自分で700万円をどのようにつくりましょうか?と言っておきながら、最後にそれで足りますか?と。。。

 

でもこれも重要なポイントなんです。

 

今、お話をしているのは大学費用をどのようにして貯めるのかですが、貯める金額は現在の大学費用のベースにあわせて計画しています。

 

少し前のデータになりますが、平成4年の国立大学授業料は約37万円でした。

しかしなんと20年後の平成24年は約53万円でした!実に1.43倍にも跳ね上がっており、現在も上昇は続いています。(2013.12総務省 統計局 年次統計参照)

 

そう。大学費用は同じではないのです。そのため、おそらくお子さんが大学生になる頃にはさらに学費が高くなっていることも想定されます。(少子高齢化により大学の入学数も減るため、より1人あたりの授業料は高くなりそうです)

 

私は800万円をとりあえずは目標にしてみました。

学資保険で200万円(元本約180万円)

積立投信で600万円(元本360万円、毎月2万円×年利6%以上目標)

 

積立投信の割合が高く、見る人によってはリスクが高いといわれるかもしれません。ただし、資産運用は全体のバランスが非常に重要であり、この積立投信がコケたらだめになるような計画は立てていません。

 

その辺はまた後ほど記載したいと思います。

 

 

 

 

 

1人あたりの教育費っていくら?2,600万円!!

教育費は1人あたり2,600万円

これは幼稚園から高校まで私立に通って、大学が私立理系の場合の費用です。

 

幼稚園→小学校→中学校→高校→大学=教育費 

公立 →公立 →公立 →公立 →国立=1,060万円

私立 →公立 →公立 →公立 →私立文系=1,300万円

私立 →公立 →公立 →公立 →私立理系=1,450万円

私立 →公立 →公立 →私立 →私立文系=1,500万円

私立 →公立 →公立 →私立 →私立理系=1,650万円

私立 →公立 →私立 →私立 →私立文系=1,780万円

私立 →公立 →私立 →私立 →私立理系=1,900万円

私立 →私立 →私立 →私立 →私立文系=2,450万円

私立 →私立 →私立 →私立 →私立理系=2,600万円

文部科学省「子供の学習費調査」をもとに試算

 

更に大学が一人暮らしの場合は更に約300万円かかるといわれています。

 

公立と私立でこれだけ差が出るとは思っていませんでした。

 

大学での費用が約700〜800万円かかることから、

・それまでにこのお金の確保をしないといけません。

・また、今すぐ自分の身に何かがあった場合でも家族が生活をできて、子供が希望する進学をできるようにしておかなければいけません。

 

お金はいくら必要か?最低でも子供一人あたり1500万円程度かかるんだと覚えておきましょう。

 

そして、大学費用については、計画的に作られることをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログコンセプト

貯金はなんとなくしている人。その貯金で足りてますか?

自分はきちんと計画をもって貯めているという人。将来のあらゆるリスクに対応できる資産形成になっているでしょうか?

30歳になり、結婚して第一子を授かった時、私はどちらの質問にも答えられませんでした。

貯金はしている(なんとなく)。

あらゆるリスクがそもそもわからない。

答えられない事がわかってから必死に勉強し、いろいろな方から話を伺いました。

その内容を少しずつご紹介していきたいと思います。